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ねこめしはっかーです。

書く仕事で生きたい、隠し事はあまりない26歳無所属。求人広告/web/紙媒体の経験を頼りにフリーライターでやっていくことにしました。Jリーグが好きなのでサッカーについてたくさん書いていますが、実はルールが全然覚えられません。オフサイドについては諦めました。

【村上】コミュ障が行く、町屋の人形さま巡り


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新潟県村上市で毎年3月1日~4月3日に開催される

「町屋の人形さま巡り」というイベントがある。

町屋とは、

民家の一種で町人の住む店舗併設の都市型住宅である。町家(まちや・ちょうか)ともいう。同じ民家の一種である農家が、門を構えた敷地の奥に主屋が建つのに比べ、通りに面して比較的均等に建ち並ぶ点に特徴がある[1]。経済の発展と平行して商人が資本を蓄積し、明治時代には現在の川越に見られるような蔵造の重厚な建物も建てられ、表通りは華やかな風景が作り出されていた[2]

町屋 (商家) - Wikipedia

つまり、昔からある商店兼住宅だ。

人形さまを巡るためには、受け身ではダメなのだ。

古くからある個人商店を1軒1軒訪問しなければいけない。

「町屋の人形さま巡り」は、

コミュ障にとって難易度の高い観光イベントなのだ。

 

正直、怖い。冷たくあしらわれることもあるかもしれない。

でも、村上に住んで1ヶ月。

この地域を知るにはもってこいのイベントだし、

もしも冷たくあしらわれたらブログのネタにしてしまえばいいのだ。

普段家にこもって文字を打つだけの生活をしている私としては

外の世界の人たちと喋れるチャンスでもある。

 

というわけで、まずは人形さま巡りで盛り上がる村上駅に来た。

 

f:id:nkmskacker53:20170331145450j:plain

(特に盛り上がってはいなかった)

そしてこの曇り空である。

さすが新潟県!アイシテルニイガタ!

 

 

f:id:nkmskacker53:20170331145805j:plain

村上市では毎日17時になると謎のメロディが流れる。

(16時には夕焼け小焼けが流れる)

ここへきて、ついに謎のメロディの正体が判明した。

この曲だった。「汽車」という曲らしい。

 

 

f:id:nkmskacker53:20170331145733j:plain

村上駅からすぐの観光案内所に行った。

おろおろしていると、

おねえさんが話しかけてくれた。

人形さま巡りをしたいことを伝えると、

地図がもらえた。

 
f:id:nkmskacker53:20170331131104j:image

全部で77か所。

駅から徒歩で行けそうなのは50か所くらいかなあ。

案内所のおねえさんは、いっしょに地図を見ながら

「ここまでは徒歩◯分くらいですよ」と色々教えてくれた。

 

とりあえず駅から近いところを巡ることにした。

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(このへん10軒くらい回れるかな)

 

さっそく駅から1番近くの町屋に来た。

①手作り工房いくた

http://ikutamente.sakura.ne.jp/ikuta.html

(写真撮り忘れ)

 

町屋の引き戸は、開けるのにすごく勇気がいる(個人的見解)。

「一見さんお断り」の空気が出ている気がしなくもない。

なんだか帰りたくなってきた。

しかし、私はなぜ今ここに来たのか、ここで帰っていいのか。

人形さまを巡りながら、お店の人とお話するんじゃないのか。

思い切って引き戸を開け、

「ごめんくださ~い」と挨拶してみた。

(大声で言ったつもりが蚊の鳴くような声しか出なかった。

 これは相当重症だ…)

3回ぐらい挨拶したけど、誰も出てこない。

留守なのかもしれない。

 

 

…帰ろう。

 

 

と思ったけど、ここで帰ったら絶対後悔する。

私はなぜ今ここに来たのか、ここで帰っていいのか。

人形さまを巡りながら、お店の人とお話するんじゃないのか。

2軒めに行ってみることにした。

 

②鈴木漆器

https://suzukishikki.jimdo.com/

(お店の写真撮り忘れ)

戸を開けて「ごめんください」と言ってみた。

さっきが蚊の鳴くような声だったとしたら、

今回は小鳥のさえずりくらいの声量は出すことが出来た。

優しそうなお父さんが出てきてくれた。

人形さまを見に来たことを告げると、

「どうぞどうぞ見てって~」と案内してくれた。

f:id:nkmskacker53:20170331135544j:plain

お店のお父さんとは、主に山形県の話で盛り上がった。

たくさん話しかけてくれてとても楽しかった。

あと、人形さま巡りでは人形さまの出し入れがめちゃめちゃ大変だということも教えてくれた。

 

③やまきち

https://suzukishikki.jimdo.com/

f:id:nkmskacker53:20170331142115j:plain

手作りグッズがたくさん販売されていたお店。

胎内市在住の粘土作家・桐生美砂子さんの動物おひなさまがたくさん飾ってあった。

お内裏様が離席して遊びに行っている作品とかもあって面白かった。

写真撮影不可だったのでここに載せられないのが残念。

お店のお父さんは優しくて親切な人だった。

 

常磐

http://maruki-tokiwaen.com/

f:id:nkmskacker53:20170331143416j:plain

お茶屋さんだ。

中に入って、人形さま巡りに来たと告げると、

お茶の試飲をしながら人形さまを見せてもらえた。

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亨保(1716~1736)の頃のおひなさま、亨保雛。

300年前のおひなさまがこうして大切に保管されている。町屋すげえ。

そして村上茶、美味しかったです。ごちそうさまでした。

 

ちなみに1軒目のホームページに

「出かけてることが多い」って書いてあった。

出かけてたのかもしれない。

 

時間は12時。

このあと2軒ほど回ったものの、お昼の時間帯ということもあり、

「ごめんね、ごはん食べるからお店閉めるね」と言われ、

ちょっと心が折れたり、

奥でごはんを食べていた方がわざわざ説明に出てきてくれたりと、

なんだか申し訳ない感じになってきたので、

帰ることにした。

(写真撮影不可だったので割愛)

 

 

10軒は回れるかな~と思っていたけれど、

意外と1軒1軒でお店の人が色んなお話をしてくれたので、

5,6軒回るのに1時間近くかかりました。

残り71軒は何日かかけないと制覇できないな。

 

そして1時間でめちゃめちゃ疲れた。

町屋の引き戸を開ける勇気、

お店に入って初対面の人と話す勇気、

そして、名残惜しいがお店を出ていく勇気、

かなりコミュニケーション能力鍛えられた気がする。

大切なお人形さまを見せてくれた上に、

話し相手になってくれたお店の皆さん、ありがとうございました。

 

人形さま巡りは来週月曜日までだ。

あと2日あるけれど、残り71軒を回る時間はない。

次回はもっと早くから参加してぜひとも制覇したい。

 

なお、村上の町屋は観光地として普段から公開している。

町屋の公開 【城下町村上絵図と村上商人会の町屋】 - 『村上のまちづくり』 案内人:吉川真嗣 -

人形さま巡りの時期が終わっても、町屋巡りはしていこうと思う。

観光地としての村上の顔を少しずつ知っていきたい。