鳳占やかたが当たるという口コミを検証しに行った~混雑具合なども記載~in新宿
(2018.4追記・1年後の状況を書きました。
手相占い「鳳占いやかた」が当たるのか検証〜1年後の答え合わせ〜 )
2017年冬・某日。
若い女の子たちの間で「当たる!」と話題の、
手相占い「鳳占やかた」に行ってきました。
(読み方は「ほうせんやかた」ではなく「ほううらないやかた」の模様)
マツコデラックスの番組「マツコ会議」でも紹介されてましたよね。
今回、実際に女性二人で行った様子をまとめました。
平日の混雑具合、待ち時間、新宿のお店の場所、当たるか当たらないかについて詳細に書きましたので、これから行かれる方はぜひ参考にしてください。
今回占ってもらったのはこの2人。
(2017年当時の情報です)
<1人目:A>
大手子会社の経理担当。
婚活イベントに積極的に顔を出す努力家。
「マツコがやってた手相行こう」と言い出した張本人。
<2人目:私>
結婚願望なし。公務員を辞めて転職活動中。
今後、どうやって生計をたてていくかが最大の悩み。
新宿の店舗の混み具合
鳳占やかたは、横浜中華街に6店舗、新宿駅周辺に4店舗、池袋に1店舗を構える、手相占い業界でもかなりの大手。
今回は店舗数の多い新宿で、待ち時間の少ない店舗を探しました。
(占いの後にもらったパンフレット↑)
公式サイトによると、
新宿では最大5時間待ちが発生するほどの人気ぶり。
今回私たちが訪れたのは木曜日の午後。
参考までに、平日午後3時前後の新宿各店舗の様子を
写真で見ていきましょう。
1,新宿東口鑑定所(マツコも占ってもらった店)
1号店。おそらくココが一番人気。
パンフレットのGの場所。ヨドバシカメラが目印。
写真だとあんまり並んでないように見えますが、
スタッフの方には「30~1時間待ち」と言われました。
ちなみにスタッフは新宿の4店舗を徒歩で移動しながら
他の店舗に案内して混雑を緩和させる役割を果たしていました。
(マルイ本館店、3号店でも同一人物のスタッフに遭遇した)
2,2号店(パンフレットでいうHの場所)
1号店に比べると若干人は少ない様子。
多分30分待ちくらいでしょう。
多くの人が「マツコも占ってもらってたし!」と1号店を目指しているため、2号店は1号店ほど混雑していませんでした。
ちなみに、1号店自体にも複数の占い師がいるため、マツコが占ってもらった人に当たるかはわかりません。
マツコと同じ占い師さんにそこまでこだわらない人であれば、空いている店舗に並ぶのが賢明な判断ですね。
3、最近できたっぽい3号店
屋内で8人程度なら座って待つことができる&店内にトイレがあるという点において、他の店舗とは一線を画していました。
最近できたらしく、花輪のようなものが店内に飾ってありました。
4、マルイ本館店
(マルイ本館店だけ写真撮り忘れ。)
なぜだかわかりませんが、待ち時間0分、待っている人はいませんでした。
あんまり並びたくない人はマルイが一番狙い目です。
でも、並んでいる人がいないと、ちょっと入りづらいですね。
せっかくの待ち時間0分ですが今回はスルーし別の店舗へ。
待っている間にトイレも行ける、という理由から、私たちは3号店に入ることにしました。
前に待っていたのは20代後半くらいの女性一人。
私たちは手相を10分1000円で見てもらうことだけが目的でしたが、周りのお客さんは手相と算命学(3000円?)という人が大多数。
そのため、結局鑑定開始までは30分以上待ちました。
とはいえ屋内で座っていられたしので快適な待ち時間でしたよ。
待っている間も、大学生くらいの若いお客さんが続々と入店。
一人で来てる人も多いのが意外でした。
スーツケース持って、地方から遊びに来てる風な若者を結構見かけました。
店内の占い師
3号店の店内には合わせて3人の占い師がいました。
手相も算命学もできるっぽい人が2人、手相しか出来ない人が1人。
算命学が混み合っているため、手相オンリーを希望する私たちが「手相しか出来ない人」に割り当てられたのは自然な流れでした。
狭い店内ですので、待ち時間中は自分たちの前に占われている人の結果が全部聞けます。
私たちをこの後占ってくれる「手相オンリーの占い師」が他のお客さんに伝えている内容も丸聞こえでした。
・追い込まれると本気を出すタイプ。締切まで溜めがち。
・友だちにAランクBランクCランクつけて、仲のいい人にはたくさん喋るけど、
そうでもない人にはあんまり話さないタイプ。
・ビジネスの交渉術が得意、営業マンに向いてる。
このお客さんは仕事関係で悩んでいる感じなのでしょうか。
ほどなくして、、私たちの番が来ました。
2人で鑑定席につき、1人ずつ占ってもらいます。
<1人目、友人A>
「旅行線があるね。
会社にとらわれなくてもうまくいくタイプ。
住む場所は出身地以外の土地でもどこでもやっていける」
たしかにAは1度転職をし、今はやりたい仕事をしている身です。
大学進学以降県外に住み、社会人になってからも2回県をまたいで今に至ること、
その土地でたくさんの友人に恵まれていることからも、これは当たってます。
「他の人よりも感性が豊かですね。
芸術に興味があったり創作が得意。
マニュアルがあってもそれに従わないような独創的な仕事をしてるでしょ?」
ここで違和感を持ったのかAが反論する。
A「仕事は経理なんで、マニュアル通りやらないとダメですし、創作とか全然好きじゃないです。」
しばしの沈黙。
「…じゃ、じゃあ、趣味とかないの?」
A「ないです(即答)」
唐突に話を変える占い師。
「僕の知り合いで、平日は銀行員だけど、土日をバンド活動にあててる人がいるんだ。」
「君もそういうタイプで、仕事はマニュアル通りかもしれないけど、
土日は芸術や創作に打ち込むといいと思うよ」
なぜか休日のアーティスト活動を勧められるA。
本人は全く興味がなさそうな顔。
この辺りから私たちは薄々勘付いていました。
これは相当ハズレ(の占い師さん)だな・・・
「あと、手にエロ線があるね。
テレビ番組ではエロ線って言われてるけど、
そういうとエッチな感じだよね。」
A・私「ははは(愛想笑い)」
「でもこれは金星帯というのが正式名称。
異性に魅力的に見られてるんだよっていう現れ。」
エッチな話が展開するかと思いきや、
婚活中のAにとって嬉しいコメントが飛び出しました。
「エロ線って名前だとエッチな感じだけどね」
なぜか2回言う占い師。
「あとは物腰柔らかなので、誰にでも優しいタイプ、
他人に意地悪もされないよね。」
確かにAは穏やかな性格で、みんなに好かれるタイプ。
当たってます。
「指がきれいなので、言葉遣いがキレイな人だね。
発言に理屈や棘が無いよ。」
確かにAは汚い言葉を使うことがありません。
当たってます。
「25あたりから異性を意識し始めた時期に来てるね。」
大抵、遅くとも中学生くらいには異性を意識し始めるものだと思うのですが、ここはスルーしましょう。
「いま付き合ってる人がいてもおかしくないよ!」
A「彼氏いないんですけど、いつできますかね」
「シンデレラだって自分から舞踏会に行ったんだから。
自分から出会いの場を求めていけばうまくいくよ。
手相を見る限り、いつ彼氏が出来てもおかしくない。
待っているのは良くない。」
突然「いいこと」っぽい話を始める占い師。
しかし、「いつできるのか」という問いに「いつ出来てもおかしくない」と返すのは、答えになっているのでしょうか。
「僕はこの仕事の前に公務員だったけど、
出会いがなくても合コンとかしてたよ」
突然のカミングアウト。
元公務員とか言われたところで、占い師としての信憑性を自ら失うだけなのでは。
ここまでで約10分。
<続いて、私>
「大きい組織や、役所みたいな職場で、
長く働けるタイプですね。」
しょっぱなから、わざとかと思うくらいの大ハズレ。
私は職場のお役所仕事っぷりが嫌すぎて、
3年で辞めたのです。
「追い込まれると本気を出すタイプ。締切まで溜めがち。」
これは、確かにそうかも。
ただ、さっきの女性にも同じことを言っていたのが引っかかります。
「あとは物腰柔らかなので、誰にでも優しいタイプ、
他人に意地悪もされないよね。」
・・・あれ?
つい数分前にAにも言ってたぞ?
「指がきれいなので、言葉遣いがキレイな人だね。
発言に理屈や棘が無いよ。」
こ、これも聞いたぞ?
もしかしてこの占い師、AIか?
そして話は恋愛運へ。
「おお~!!結婚線いっぱいあるね!!」
なぜかテンションが上がる占い師さん。
「20代後半から40歳くらいまでのどこかでモテ期かも」
抽象的すぎます。
と、ここまでで2人合わせて大体18分。
最後に1人1000円ずつ払って終了です。
会計後、次回使える「算命学1000円引きクーポン」がもらえました。
有効期限は1年間。
算命学が人気なのは、このクーポンを使う人が多いからかな?
今回の占いでわかったこと
・エロ線はエッチっぽい感じがするけど実際は違う。
・評判の鳳占いやかたでも、はずれの占い師がいる。
・これだったら、最近CMやってるココナラの電話占いで
500円で占ってもらった方が有意義かもしれません。
◆おまけ◆
3号店・店内のレイアウトについて。
手相を待つイスが9席、
算命学(手相以外のメニュー)を占う人の席が3席ありました。
順番が紛らわしいので、周りの人と確認しながら座りましょう。