恥じは書き捨て

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狙うべきはスポンサー案件!YouTubeの広告収入で稼ぐ時代は終わった

YouTubeの運営元Googleによると、今期のYouTubeの広告収益は過去最高、Googleの収益全体の9%を占めたという。

それだけ世界的にYouTubeが当たり前の存在になってきたことを意味すると同時に、YouTube側がより広告表示の効率性を高めたことも意味するのではないだろうか。

 

実際、つい最近のアップデートでは「子供をターゲットにしたYouTuberの動画には広告が配信されない」という変更が加えられた。

これは動画を投稿する側にとってはかなり衝撃的な出来事だった。

子供が財布を握っていない=広告の効果に直結しない、というのが通説ではあるが、同時に「広告主側が子供をターゲットにした広告を用意していない」ことも大きいのだろう。

それ以前に、子供をターゲットにして広告を配信することは難しい。YouTube広告を始めネット上に配信される広告は、GoogleアカウントやFacebookアカウントのユーザープロフィールに基づいてターゲティングをおこなっている。しかしYouTubeに限って言えば、親のアカウントでログインしている子供が視聴している可能性も多くいる。

つまり、たとえば「35−44歳・男性・既婚」をターゲットに設定し配信しているつもりでも、実際に配信先でその広告を目にしているのは子どもたちだったりするわけだ。

 

では、これまで子どもたちの視聴で再生回数を稼ぎ、広告収益を手にしてきたYouTuberたちはどうすればいいのだろうか。

その答えは「スポンサー案件」にある。

YouTube側から貼り付けられる広告ではなく、自分たちが作る動画そのものを「広告」にしてしまえばいいわけだ。

とはいえ、スポンサー案件をとってくるのはなかなか難しい。

相手は商品やサービスを提供する企業。法人化せず個人でYouTuberをやっているなら、

「自分たちの動画で御社の製品を紹介するので、お金がほしい」なんて言っても門前払いだろう。もちろんこちら側からオファーすること自体に問題は無いが。

 

スポンサー案件による収益の確保への近道は

1.チャンネルをある分野に特化したものにする

(キャンプ、料理、釣り、旅行など何でもいいが1つに絞るのがおすすめ)

2.その分野での知名度を高める

TwitterなどのSNSで情報を発信するのも有効)

3.視聴回数50万回以上、チャンネル登録者数1万人以上両方クリア

(有名YouTuberに比べたら大した数字ではないが達成するのはかなり大変)

4.あとはひたすらその分野に関連する企業に売り込む

(運が良ければあちらからチャンネルを認知して声をかけてくれる)

 

非常にシンプルな書き方をしたが、これを全てクリアするのはかなり難易度が高い。

しかし、うまく行けば1案件で数万〜数十万の収益が確保できる。

あとは編集技術や提案できる企画の切り口の多さも、受注への近道だろう。

これができるようになれば「動画で稼いでいる」と胸を張って宣言できる。